MFC - ComCtrl::ProgressBar
MFCはWin32 SDKレベルのプログラミング手法に
C++の概念を取り入れた
アプリケーションの作成を容易にするクラスライブラリ。
※Borland社コンパイラ付属の OWL:Object Window Libraryに相当。
プログレスバーの利用方法
ここでは、基本(コモン)コントロールのプログレスバーの利用方法について 記述します。
プログレスバーコントロール
リソースエディタにて、CProgressCtrlを追加
メンバ変数を登録することで利用可能となります。
以下実行イメージです。
プログレスバーコントロール実装方法
ビュークラスのヘッダーファイルに
メンバー変数が追加されていることを確認します。
file:FormViewView.h
public: public CProgressCtrl m_Progress; private: int counter; // プログレスバー試験用カウンタ値 UINT m_Timer; // タイマー用
file:FormViewView.cpp
例 前例のボタンクリックの処理に以下のような記述を追加します。 void CFormViewView::OnClickedButton() { counter = 1; m_Progress.SetRange(0, 100); m_Progress.SetPos(counter); m_Progress.SetStep(1); m_Timer = SetTimer(1, 200, NULL); } void CFormViewView::OnTimer(UINT_PTR nIDEvent) { if(counter > 0) { counter++; m_Progress.SetPos(counter); if(counter > 100) { counter = 1; m_Progress.SetPos(counter); } } CFormView::OnTimer(nIDEvent); } void CFormViewView::OnDestroy() { CFormView::OnDestroy(); KillTimer(m_Timer); }